
「ストレッチは毎日しているけど、なんだか効果があるのか分からない……」
そんなふうに感じたことはありませんか?
ストレッチは身体に良いというイメージがある一方で、「伸ばしてスッキリ」で終わってしまっている人も多いのが現実です。
今回は、「ストレッチの効果をきちんと実感するためのチェック法」について解説します。
せっかく時間を使ってケアするなら、しっかりと自分の身体の変化を感じてあげましょう!
① 伸ばして気持ちいいだけではもったいない!
ストレッチをして「気持ちよかった~」で終わってしまうこと、ありますよね。
でも実はそれだけではストレッチの目的を果たせていない可能性があります。
ストレッチの本来の目的は、「筋肉や腱を柔らかくする」「動きやすい体をつくる」「血流の改善による疲労回復」などといった身体機能の改善や回復にあります。
ただ「気持ちいい」という感覚は、ある意味で副産物。
そこに満足して終わってしまうと、肝心の効果に気づけずに終わってしまうのです。
② ビフォーアフターを確認して、身体の反応を見る習慣をつけましょう
では、ストレッチの効果をどのように確認すればいいのでしょうか?
おすすめなのが、「ビフォーアフター」のチェック習慣です。
たとえばストレッチの前に、こんな確認をしてみてください
- 前屈してどこまで手が届くか

- 首をゆっくりと左右に回して、どこまで振り向けるか

- ゆっくり腕を横に上げてみて楽に耳まで上がるか

そしてストレッチのあとに、もう一度同じ動作をして違いをチェックします。
もし動きやすくなっていたら、そのストレッチは今のあなたの身体に合っていると言えるでしょう。
逆に、変化がなければ「やり方が間違っている」「伸ばすべき場所が違う」などの見直しが必要かもしれません。
たった数秒の比較でも、自分の身体の変化に敏感になるとストレッチの質が一気に上がりますよ。
③ 呼吸がラクにできるようになっていれば、身体がリラックスできた証拠!

もう一つ、大事な判定ポイントが「呼吸」です。
ストレッチをして、終わったあとに呼吸がしやすくなっている実感はありますか?
もしも「自然と呼吸が深くなる」「胸やお腹が広がる感じがする」といった変化があれば、それは身体がリラックスし、自律神経が整ってきているサインです。
呼吸が浅いままだと、まだ筋肉も緊張状態にあり、無理にストレッチをしてしまっているかもしれません。
逆に、呼吸がスムーズにできるようになっていれば、身体が安心して緩んでいくような刺激が入ったということ。
ストレッチがしっかり効いていると考えて良いでしょう。
おわりに:ストレッチを「習慣」ではなく「対話」に
ストレッチは、ただのルーティンではなく、自分の身体と対話する貴重な時間です。
「どこが伸びているか?」「前より動きやすくなったか?」「呼吸はしやすいか?」
そんな問いかけをしながら行うことで、あなたのストレッチは“気持ちいい”から“意味のあるケア”へと進化します。
今日からぜひ、効果を「判定」する視点を取り入れて、ストレッチの質を高めてみてくださいね!
諸井接骨院・整体院ではあなたの身体に合ったストレッチを提案可能です!
当院でも施術時からしっかりとビフォーアフターのチェックを行い、施術の結果を判定しています。
ストレッチなどのセルフケアも可能な限りあなたのお身体に合った形のやり方をご提案していますので、いつでもお声がけください。
