こんにちは、兵庫県加古川市の諸井接骨院・整体院です。

今回は、形性膝関節症の方に向けて、簡単にできる歩きやすくなるセルフケア方法をご紹介します。

変形性膝関節症を患っていると、膝がガクっと抜ける感覚があったり、歩くのが怖くなったりすることがあります。

そんな方に、手の握り方を変えるだけで膝の不安定感が改善できる方法をお伝えします。

変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症は、筋力の低下や膝の軟骨の摩耗が原因で起こる病気です。

膝が痛くて歩きにくくなったり、膝がガクっとなる感覚があったりします。

多くの方が太ももの前側の筋肉を鍛える体操を勧められますが、それだけでは根本的な解決にはならないこともあります。

体幹を意識することが重要

膝を守るためには、まず体幹(腹部や股関節、背中の筋肉)をしっかり使えるようにすることが大切です。

足だけで歩こうとすると、膝に余計な負担がかかり、膝の痛みが悪化する原因になります。

手の形を変えるだけで体幹が使いやすくなる

今回ご紹介する方法は、手の握り方を変えることです。

小指薬指中指をしっかり握るだけで、全身の関節が安定し、歩きやすくなります。

この手の形は、武道やダンスでもよく使われている方法で、体全体を連動させるのに役立ちます。

普段から親指と人差し指で物をつかんでしまう方が多いですが、これだと体幹を使わず、膝に負担がかかりやすくなります。

小指、薬指、中指をしっかり握ることで、膝にかかる負担が軽減され、歩行が安定しやすくなります。

実践方法

①まず、椅子に座って手をリラックスさせ、膝をゆっくり上げてみてください。

②次に親指、人差し指、中指をつまむような形にして、膝を上げてみてください。少し重くなり足が上げにくいと感じられるはずです。

③その後、手の形を変えて(小指、薬指、中指を握る)、再度膝を上げてみましょう。最初と比べて足が軽く感じるはずです。

この手の形を意識して歩くことで、筋力が低下している方でも体幹をしっかり使うことができ、膝の安定感が増します。

日常的にできる簡単なトレーニング

手のトレーニングも非常に簡単です。

両手を出し、小指、薬指、中指を使ってグーパーを繰り返すだけです。

毎日、少しずつ続けることで、膝の痛みを和らげる手助けになります。

買い物前や外出前に実践するのもおすすめです。

まとめ

今回は、変形性膝関節症で歩きにくい方のための簡単なセルフケア法を紹介しました。

手の握り方を変えるだけで、膝への負担が軽減され、歩きやすくなることが実感できるはずです。

膝の不調を感じている方は、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

少しずつでも継続することが大切です。

さらに詳しいアドバイスや治療を希望される方は、加古川市にあります諸井接骨院・整体院までお気軽にご相談くださいね。

このブログの内容はこちらの動画でもチェックできますよ!(セルフケアは6分08秒から)

最後までお読みいただきありがとうございました!

▶︎【変形性膝関節症】指の握り方を変えるだけで歩きやすくなる方法| 兵庫県加古川市 諸井接骨院・整体院