
こんにちは、諸井接骨院・整体院です。
「細かい作業をしていると、肘や手首がだるくなる」
「肘の外側が痛くて、物を持つのがつらい」
「スマホや家事のあとに、手首がジンジンすることがある」
そんなお悩み、ありませんか?
実は、40〜60代の女性に多く見られるのが、
✅ 手先の違和感
✅ 指や手首、肘まわりの痛み
✅ 長く手を使ったあとに残る、抜けない疲労感
といった“手のつらさ”です。
━━こういったお悩み、近年とても増えています。
そして実は、手や腕そのものだけではなく、“体幹の使い方”が深く関係していることをご存知でしょうか?
■ 手や指の使いすぎ? 実は“お腹のサボり”が原因かも

多くの方が、「細かい作業で手を酷使したから痛くなった」と思っています。
もちろんそれも一因ですが、実際には━━
体幹(とくにお腹)をうまく使えていないことで、手先に過剰な負担がかかっている
というケースが非常に多く見られます。
■ 身体は「中心から末端へ」使うのが基本

人間の身体は、本来「お腹(体幹)→肩→腕→手→指」といった中心から末端へ力を伝える仕組みになっています。
例えば、100の力を発揮しようという時に、お腹(体幹)=40、肩=30、腕=15、手=10、指=5というように身体の色々な場所で分担して力を出すことができれば各部位それぞれの負担は小さくできるようになっています。
ですが、長時間の座り姿勢や、手仕事の多さや、全身を使った運動が少ないことによって━━
- 背中が丸くなる
- お腹の筋肉がうまく使われない
- 肩が前に出て、体幹に腕が固定されず腕が浮いた状態で作業をする
という状態が続くと、上のイラストのように体幹からの力の連動が遮断され、手や指だけで動作をするようになります。
つまり、お腹(体幹)=10、肩=30、腕=30、手=20、指=10のような形でお腹(体幹)が働いていない分を、肩や腕の他の部分をたくさん使うことで負担を肩代わりしているのです。
結果、
✅ 肘の外側に炎症(テニス肘)
✅ 手首の腱鞘炎やばね指
✅ 指の第一関節の痛み・変形
といった不調につながってしまいます。
■ セルフケアの第一歩「お腹に触れてから動く」

痛みのある方におすすめなのが、「お腹に手を当ててから作業する」というシンプルな方法です。
🔹 家事や作業をする前に、両手をお腹(へその下あたり)に軽く当てる
🔹 そのままの感覚を残しながら、物を持つ・作業を始める
これだけでも、身体は“お腹を使って動こう”という意識を取り戻しやすくなります。
実際にこの方法を取り入れた方からは、
「手だけじゃなく、身体全体で動いている感覚がある」
「同じ力を出しているつもりでも物を持ち上げるのが軽く感じる」
「作業後の手のだるさがかなりマシになった」
「身体ごと近づけて物を持つようになって無理な姿勢もしなくなった」
というお声もいただいています。
■ 整体では「使えていない部分を目覚めさせる」ことができます

当院では、こうした“手先に偏った体の使い方”を整えるために、
- 骨盤と肋骨の位置関係を整え、体幹が使える姿勢に
- 背骨〜肩〜腕の連動性を回復
- 手首・肘・指にかかる負担を軽くする調整
- お腹の力を出しやすくするための内臓の位置調整
などを行い、手の痛みの根本原因である「身体の使い方そのもの」にアプローチします。
■ まとめ:手の痛みは「使いすぎ」より「使い方」の見直しから

- いつも手が痛くなる
- 肘や手首が気になって作業に集中できない
- マッサージでは楽になるけど、すぐ戻ってしまう
そんな方こそ、「お腹から手を動かす」感覚を一度取り戻してみませんか?
“使えていない部分”に気づき、目覚めさせる。
当院は、そのためのサポートを得意としています。
仕事も、家事も、趣味も━━
手を大切にしたいすべての方へ、身体の使い方からサポートいたします。
いつでもご相談ください。
