人間の身体は左右でバラバラの動きをしている?
ご自身の身体を観察してみて、左右で違う動きをしていることに気づいた経験はありませんか?
例えば首を左右に向けるとどちらかが向けない、
もしくは手を背中へ回し両手を掴もうと手を寄せると必ず片方の腕が上がりきっていない、もも上げをすると片方の足が上がっていない、などなど、これまで感じた経験がある方もいるかもしれません。
一般的には身体が歪んでるからとか、身体の使い方が悪いから向きにくいんだとか上がりにくいんだと解釈されていますよね。
だから、筋トレやストレッチやヨガをやってケアしたり、整体で整えてもらったりしている方も多いと思います。これらは前提として「左右対象の動き」で「左右のバランスを良く」行うことが良いことだとされています。
しかし、「左右のバランスを良く」というのは半分正解で、半分不正解なのです。
なぜなら、実は人間の身体は左右でバラバラの動きの特性を持っており、厳密には左右同じ動きはできません。
一流スポーツ選手やヨガの先生であっても左右同じような動きができているようで、よくみるとできていません。
なぜ身体の左右で動きの特性に違いがあるのかを説明した身体理論があります。
それが「縦巻き横巻き理論」です。
縦巻き横巻き理論とは?
縦巻き横巻き理論とは日本発の最新の身体理論です。
鹿児島県の内司和彦先生という治療家が長年の研究の結果、発見しました。
その理論とは、
人間の身体を左右を中心で二つに分けると
縦方向に動かしやすく、横方向には動かしにくい側と
横方向に動かしやすく、縦方向には動かしにくい側があるというものです。
つまり、身体の左右に(利き手利き足とは関係なく)得意な動きと不得意な動きが存在することを意味しています。
縦方向に動かしやすい側を縦巻きと言い、
横方向に動かしやすい側を横巻きと言います。
したがって
右が縦に動かしやすい場合右縦巻き、
左が横に動かしやすい場合左横巻きと表現し、左右が逆の人も合わせて
右縦巻き・左横巻きの人と
左縦巻き・右横巻きの人の2種類のタイプに分かれます。
これが縦巻き横巻き理論の基本となる概念です。
この理論を使えばなぜ身体のバランスが崩れ、逆になぜ身体の調子がよくなるのかが説明できます。
表にするとこうなります。
例えば、右横巻きの人が右手で雑巾を使って窓ガラスを縦方向に拭いた場合、不得意な動きをしていることになります。
さらに野球で例えると、右縦巻きで右投げオーバースロー(上投げ)の投手がコーチの助言でサイドスロー(横投げ)に投法を変えた場合、これも不得意な投げ方です。
このような例の場合、はじめのうちは何も感じなくても時間が経つうちにだんだんと身体が歪み、動きが重くなってきます。
そして身体が歪んだまま、仕事や日常生活でこのような不得意動作を繰り返すことで、自分自身で怪我や不調を作り出しているのです。
しかし逆を返せば、自分の得意動作を理解し、繰り返し動かせばどんどん痛みも不調もない健康な状態に近づいていくということです。
施術ではあなたの身体のタイプを判別して左右別々の動きで手技を行なっていきます。
あなたの身体のタイプに合っている動きであれば整って楽に、タイプに合っていない動きでは身体のバランスは崩れていきますので、施術では整う方向、つまり縦巻き側は縦に、横巻き側は横に撫でたりさすったり揺らしたり引っ張ったりすることでバランスを整えていきます。
当院ではそんな人間の身体の法則を使って身体を整えていく施術だけでなく、お身体の改善の手助けになる知識を惜しみなくお伝えしていきます。
縦巻き横巻きの法則を用いた整体はこんな方にオススメです
- 身体の可動域を改善したい方
- 頭痛がありお薬を飲み続けている方
- 顎の痛み/噛み合わせの改善をしたい方
- 首痛・寝違いの方
- 腰痛・ギックリ腰を改善したい方
- 股関節に痛みがある方
- 自分にあったフォームが知りたい方(投球フォーム・ランニングフォームなど)
- 家族の症状改善、健康増進がしたい方
- 忙しくて治療にいく時間がない方
- 自分の身体は自分で治したい方
- 特に症状は無いが健康でいたい方
セルフケアの指導も行っています
施術で整えた身体を自分で維持し、さらにそれ以上の改善を目指すために、縦巻き横巻き理論による身体の法則を用いた効果の高いセルフケア指導を行います。
実際にやってみて「こんなので動きが変わるの?」とびっくりされる方も多いです。
一般的なストレッチやヨガ、セルフマッサージなどよりも余計な力がかからず、あなたの身体にとって動きやすいやり方で行うケアの方法なので非常に安全です。お伝えする内容も非常にシンプルなものばかりですのでご安心ください。
〈セルフケアの例〉
・腕を前後に振ってください
・お腹を上下に撫でてください
・腕を左右順番に上げてくださいetc
Zoomを使ったオンラインセルフケア指導も可能です
縦巻き横巻き理論による人間の身体の法則に基づき、あなたの身体の動きを見て身体のタイプに合わせた自己調整法をお伝えしながら施術を行います。
Zoomを使ってビデオ通話しながら行いますので、遠隔治療にはなりますが身体の仕組みを使ったとても簡単で安全なやり方で行いますのでご安心ください。
オンライン整体ではあなたの得意動作と不得意動作をお伝えします。
自分の得意動作と不得意動作がわかれば、普段の生活でどんな動きを避けるべきか、どんな動きを取り入れるべきかもわかるようになります。
オンライン整体の感想
【愛知県在住 A.Wさん 30歳】
オンライン整体に対して初めはどんな印象だった?
直接触れて施術や身体の具合を確認できないので症状が多少は良くなっても完治はしないだろうなと思ってました。(自分の場合は慢性的な肩こり、首の痛み、腰の痛み、低気圧による右膝の痛み)
目的が施術よりも縦巻き横巻き理論に興味があったので理論の概要を知れて症状が軽くなればいいなー程度に考えてました。
施術を受けてみて
自分の縦巻き横巻きを把握して、それに合わせて諸井先生の指示通り簡単な動きを行っただけで思っていたよりもその場で症状が軽くなったので驚きました。数十分でこれなら日常の動きを自分の縦横に合わせた動きに見直せばもっと良くなるのではないかと思いました。
治るまでにどんなことをしたか
まず自分が完治した症状は慢性的だった肩こりと首の痛みです。主に仕事中の身体の動かし方を意識して変えました。
自分は診断の結果「左縦巻き、右横巻き」でした。
例えば高い所の物を取ろうとすると腕を真上に伸ばしますが、その行為は縦方向の動きに該当するので左腕で行う。
あと自分は右利きなので物やテーブルをタオルで拭く動きは右腕で行うのですが、右半身は横に動かした方が楽なので上下に拭くのではなく左右に拭くなど些細な部分を変えていき、寝る前に諸井先生から教えてもらった自分の身体に合ったストレッチを実行しました。
施術から3日目で明確に肩が軽くなり、5日目には肩、首共に完治しました。
腰や右膝の痛みは完治したとは言えませんがセルフケアで生活に支障が出ない程度に抑えることができています。
こりに関しての話になりますが、仮にオンラインではなく実際に施術を施してもらい症状が完治しても日常生活のツケが溜まればまた症状は現れてしまいます。
ですが縦巻き横巻き理論を理解して日常生活に上手く反映することができれば、セルフケアでこりを根幹から解決することができ快適な日常生活を送ることができるようになりますし、恐らくこれが諸井先生がオンライン整体を始めようと思ったきっかけの一つでもあると思います。
自分のように慢性的な肩こりやそれからくる首の痛み、違和感を治したい方は「縦巻き横巻きオンライン整体」おすすめです。
オンライン整体は基本的に土曜日午後、日曜午前にZOOMを用いて行っています。
ご希望の方は、公式LINEからお問い合わせ予約ください。
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